ユトリロとヴァラドンー母と子の物語ー
ただいま、新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開催されている展覧会、「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」に行ってきました。


パリの風景を描き続けたユトリロと、ユトリロの母で画家のヴァラドンの展覧会で、油絵を中心に全80点が展示されています。

何年か前に、私が初めてフランスへ旅行へ行ったとき、モンマルトルというところへ行きました。そして、ユトリロの描いた風景と言われる場所を見てきたました。…が、未だ実際に絵を見た事がなかったのでこの機会に行ってみることにしました!

まず、二人の関係性に驚きました。母であるヴァラドンは絵画に恋愛に大忙し。祖母に育てられたユトリロは最後まで母の愛情を求め続けたそうです。
ユトリロはそんな孤独から逃れるために酒に溺れ、アルコール依存症となり、その治療のために絵を描き始めました。一方、母のヴァラドンは、もとはルノワールやロートレックといった著名な画家のモデルとなりポーズをとっていました。絵を描くようになったのは、ユトリロを産んだ頃からだそうです。
親子だから似た絵を描いているのかと思ったらそうではなく、二人の絵はとても対照的でした。


ユトリロは、白の時代に代表されるように、風景画が中心。独特な白色の表現は、何とも言えない雰囲気があり、少しぼんやりとした風景画がユトリロらしいのかなと感じました。

一方、ヴァラドンの方は、人物画から風景画まで様々。強い線で描かれた輪郭と鮮やかな色合いで、絵に強さを感じました。ドガにデッサンを絶賛されたこともあるそうで、生き生きとした人物画が印象的でした。

作品の中には、ヴァラドンが描いた息子ユトリロの自画像が飾られていました。なんだかんだいっても母と子なんだなと、とても愛情が感じられる一枚で一番印象に残っています。

また、私が見たいと思っていたモンマルトルの風景を描いたとユトリロの絵にも出会えました^^時代を超えた今でもその面影を感じ取れたのが嬉しいです。とても素敵でした。

他にもユトリロやヴァラドンが実際に使っていたパレットや絵の具が飾られていたりして、とても見応えのある展覧会でした^^
ぜひ、オススメです!


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