アニミタスーさざめく亡霊達
フランスの現代アート作家、クリスチャンボルタンスキーの個展に行きました!

ユダヤ系の血筋を引く両親を持つ彼は、戦後すぐにナチスドイツの迫害から避難生活を余儀なくされ、厳しい少年時代を過ごしました。
この実体験が、彼のアート制作に深く関わっています。




入館して順路を進んでいくと、様々な方向から“ささやき”が聞こえてきます。

古い建物には、長年そこで過ごした人々の言霊が宿ると考え、この庭園美術館(旧朝香宮邸)では外交官達の声が聞こえる気がしたと。
そこに居るはずの無い人の気配を感じながら、耳を澄ませたくなる不思議な作品です。



2Fの書庫には「心臓音」という展示。

香川県の豊島に「心臓音のアーカイブ」として展示してあるもので、私も2年前に実際に訪れて見た作品でした^^
採集した心臓音が大音量で流れ、拍動に合わせ電球が点滅。この作品が都内で見られるなんて貴重です〜
豊島で見た時より生々しくリアルに命を感じたのは、この庭園美術館であったからなのかもしれません!




「アニミタス」と「ささやきの森」。

舞台はチリのアタカマ砂漠、香川県の豊島。自然風景の中に数百もの風鈴が風になびいて静かに音を奏でる映像作品です!
「ささやきの森」は今年の瀬戸内芸術祭でも出展され見に行けなかったのを悔いていたので今回見れてとても嬉しかったです^▽^

風鈴の短冊には鑑賞者の大切な人の名前が記されています。その人を記憶に留め、人間の存在の強さや儚さを表現する作品。
実際に訪れたかのような感覚になり、ぼーっと見入ってしまいました!


展示数は多くないものの、五感で感じてじっくり楽しめるものばかりでした!おすすめです♪
庭園美術館館内もとてもすてきです^^

東京都庭園美術館で9/22~12/25までやっています!


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